相模原市の児童発達支援と初期療育サロンとは?相談の流れも解説

療育手帳
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はじめての療育、どこに相談すればいい?

相模原市の「児童発達支援」と「初期療育サロン」のこと

「発達が気になる」「うちの子、ちょっと周りと違うかも…?」
そう感じたとき、まず誰に相談すればいいのか迷ってしまいますよね。

今回は、相模原市で受けられる児童発達支援と、新しくはじまった初期療育サロンについて、わかりやすくまとめました。

🌱 児童発達支援ってなに?

児童発達支援は、未就学の子どもを対象に行われる「発達をサポートする福祉サービス」です。

  • 言葉が遅い
  • 落ち着きがない
  • お友達とうまく遊べない

そんなお子さんに、遊びや集団活動を通じて発達の土台を育てる場所です。

相模原市では、主に児童発達支援センター民間の児童発達支援事業所で受けられます。

🧩 新しくスタート「初期療育サロン」って?

以前は、支援を受けるために「通所受給者証」の取得や、たくさんの手続きが必要でした。
でも今は違います!

初期療育サロンという新しい制度がはじまり、もっと気軽に、早い段階で支援が受けられるようになりました。

✔ 初期療育サロンの特徴

  • 利用手続きが簡単(受給者証は不要)
  • 利用料は無料
  • グループ(8名程度)での活動
  • 全7回のプログラム(途中参加OK)
  • 保護者の面談あり(個別支援計画の作成)

まずはこの「初期療育サロン」からスタートして、必要に応じて次の支援にステップアップしていく流れになっています。

🧑‍🏫 支援を受ける流れ(ざっくり)

  1. 初回相談(子育て支援センターで)
  2. 初期療育サロンに参加
  3. 支援の振り返り&面談
  4. 必要な場合は受給者証を取得し、本格的な療育へ

保護者が「不安なまま1人で抱え込まないためのステップ」として、とても役立つ制度になっています。

📍 相模原市の児童発達支援センター(各区)

センター名特徴
緑区いっぽTEACCHをベースにした支援、自立を重視
中央区青い鳥スモールステップで安心できる環境
南区バンビ医療と療育の連携が特徴
全域陽光園(ひだまり)医療型支援、体の使いづらさがあるお子さん向け

💬 最後に

「支援を受けたほうがいいのか、まだ様子を見るべきなのか…」と悩んでしまうこともあると思います。

でも、相模原市には子どもと家族をそっと支える仕組みがあります。まずは「話を聞いてもらう」ことから始めてみませんか?

あなたの子育てに、やさしく寄り添ってくれる人たちがきっといます。

📌 参考:相模原市の公募・新制度について(公式情報)

相模原市公式サイトによると、令和5年度から「児童発達支援事業」と「初期療育サロン」を並行実施し、受給者証がなくても無料で小グループ療育を受けられる体制へと変わっています 💡(相模原市公式 公募・結果案内)

  • 受給者証の有無に関わらず、「初期療育サロン」への申込・利用が可能
  • 小グループでの遊びを通した療育支援と、保護者へのサポートも実施
  • 従来の制度より手続きが簡単&迅速で、すぐに支援を開始できるようになりました
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